シャトーマルゴー サード 2015の価値とは?奇跡の年の遺産

シャトーマルゴー

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「シャトーマルゴー サード 2015」と聞いてどんなイメージを持つでしょうか?

メドック格付け第一級の頂点に君臨するシャトー・マルゴー。その「サードワイン」と聞くと、「単純に三番目の品質のワインなのかな?」と思うかもしれません。

また、セカンドワインである有名な「パヴィヨン・ルージュ」との違いは何か、そしてなぜ特に「2015年」が注目されるのか。その歴史的な評価や、現在の価格と入手方法、さらには最適な飲み頃について、具体的な情報を知りたいと思っているのではないでしょうか。

この記事では、シャトーマルゴーのサードワインの正式名称とその戦略的な役割から、2015年というヴィンテージが持つ神話的な価値、さらにはファーストやセカンドとの具体的な比較まで、あなたの疑問を一つひとつ解き明かしていきます。

この記事のポイント

  • サードワインの正式名称とシャトーの戦略における位置づけ
  • 2015年が「奇跡のヴィンテージ」と呼ばれる歴史的な理由
  • セカンドに迫るサードワインの驚くべき専門家評価
  • 現在の価格相場と、なぜ入手がこれほど困難なのか

シャトーマルゴー サード 2015の全貌

まず、「シャトーマルゴー サード 2015」と呼ばれるこのワインが、一体どのような存在なのか、その「正体」を明らかにしていきましょう。

このワインの真価を理解するためには、単なる「サードラベル」という言葉の響きだけでなく、シャトー・マルゴーが誇る最高品質への哲学と、2015年というヴィンテージの特別な意味を深く知ることが不可欠です。

サードワインの正式名称とは?

私たちが「シャトーマルゴー サード」と呼んでいるこのワイン、その正式名称は「Margaux du Château Margaux(マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー)」と言います。意外に思われるかもしれませんが、その歴史は浅く、2009年のヴィンテージからリリースが開始された、比較的新しいワインです。

「サードワイン(Third Wine)」と聞くと、ファースト、セカンドに続く「三番手」の品質と捉えがちですが、シャトー・マルゴーにおける位置づけは、その認識とは根本的に異なります。

これは、シャトーの哲学の頂点であるファーストワイン(グラン・ヴァン)、そしてセカンドの「パヴィヨン・ルージュ」の品質を絶対的な高みで維持・向上させるために導入された、シャトーの厳格な選抜プロセスが生み出した「副産物」なのです。

サードワイン導入の戦略的意図

なぜシャトーはあえてサードワインを造り始めたのでしょうか?

その最大の目的は、セカンドワインである「パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー」の品質をさらに高めることでした。

サードワインという「選抜の受け皿」を設けることで、セカンドワインに使用されるブドウの基準が自動的に、そして劇的に引き上げられました。

結果として、シャトー・マルゴーのラインナップ全体の品質が底上げされるという、見事な戦略が実現したのです。

主なブドウの供給源は「若木」

この「マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー」の主な供給源は、樹齢がまだ若いブドウの木です。

具体的には、樹齢が10年、あるいは14年に満たない若木から収穫されるブドウが主体となります。

これらの若木から採れるブドウは、フルーティーでタンニンも豊かですが、ファーストワインやセカンドワインに求められる、古木(ヴィエイユ・ヴィーニュ)由来の圧倒的な複雑性、味わいの深み、そして豊かさにはまだ達していないと判断されます。

そのため、このサードワインは、ファーストやセカンドに比べてより早くからその魅力を発揮し、親しみやすく楽しめるスタイルに仕上げられています。シャトーのテロワールが持つ純粋な果実味(purity of fruit)を素直に表現したワインと言えるでしょう。

ファーストやセカンドとの違い

では、2015年ヴィンテージにおいて、ファースト、セカンド、サードは具体的にどう違うのでしょうか?

その最も大きな違いは「選抜基準」と「醸造・熟成」にあります。これらを一覧で比較することで、サードワインの位置づけがより明確になります。

シャトー・マルゴー 2015年 階層別 徹底比較
階層 正式名称 評論家スコア(代表値) 参考市場価格(国内) 2015年セパージュ(品種比率) 醸造・特徴
ファースト Château Margaux(シャトー・マルゴー) 100点(JS, JD, WE, Decanter) 約12万~20万円 CS 87%, M 8%CF 3%, PV 2% 新樽100%。歴史的ヴィンテージ。故ポール・ポンタリエ氏の遺作。圧倒的な複雑性と数十年単位の長期熟成能力。
セカンド Pavillon Rouge du Ch. Margaux(パヴィヨン・ルージュ) 93点(Critic Avg) 約3万~4万円 CS 74%, M 21%PV 4%, CF 1% 新樽50%。ファーストに準じる品質と力強さ。サードの選抜により品質が劇的に向上。
サード Margaux du Ch. Margaux(マルゴー・デュ) 91-94点(Decanter, G.Sherwood) 約1.2万~2万円 非公開(ボルドー・ブレンド) 新樽率・熟成期間はセカンドより短い。若木主体。果実の純粋さ、エレガンス、早期からの飲み頃を追求。

※CS=カベルネ・ソーヴィニヨン, M=メルロ, CF=カベルネ・フラン, PV=プティ・ヴェルド※価格は調査時点での目安です。

この比較表から明らかなように、「マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー 2015」は、ファーストワインの10分の1以下、セカンドワインの約半額という価格でありながら、評論家から90点を超える非常に高い評価を受けています。

この事実は、2015年という神話的ヴィンテージの品質が、シャトーのヒエラルキーの最下層にまで確実に波及していることを示しています。

パヴィヨンルージュとの品質比較

「サードが導入されたことでセカンドの品質が上がった」と聞くと、サード自体の品質はどうなのか気になりますよね。

特に2015年ヴィンテージにおいては、この比較が非常に興味深い結果となっています。

セカンドワインの「パヴィヨン・ルージュ 2015」は、複数の評論家評価の平均で93点という、セカンドワインとしては異例とも言えるトップクラスのスコアを獲得しています。

それに対し、サードワインである「マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー 2015」は、なんと91点(Decanter誌)から94点(Greg Sherwood MW)という、セカンドに肉薄する、あるいは一部の評価では凌駕するほどの驚くべきスコアを獲得しているのです。

一般愛好家からの評価

専門家だけでなく、世界最大のワイン評価アプリ「Vivino」においても、このワインは1600件以上のユーザー評価から平均4.5点(5点満点中)という非常に高いスコアを獲得しています(2024年調査時点)。

これは、専門家だけでなく、実際にこのワインを体験した多くの愛好家からも広く、深く支持されていることの証です。

価格面で再確認すると、セカンドが約30,000円~40,000円であるのに対し、サードは約12,000円~20,000円。

セカンドに迫る品質を持ちながら、価格はその半分程度。この圧倒的なコストパフォーマンスこそが、2015年のサードワインが持つ最大の魅力の一つと言えるでしょう。

奇跡の年「2015」の歴史的評価

なぜ2015年のサードワインが、これほどまでに高い評価を得ているのでしょうか。

その答えは極めてシンプルです。2015年というヴィンテージが、シャトー・マルゴーにとって「奇跡の年」だったからです。

2015年は、ボルドー全域で最適な天候条件が揃い、「傑出した(outstanding)」年とされましたが、特にマルゴーでは歴史的なレベルに達しました。シャトー・マルゴー自身も、2015年を「秀逸」な当たり年として公式に位置づけています。

その偉大さを最も分かりやすく象徴するのが、ファーストワインである「シャトー・マルゴー 2015」が受けた空前の評価です。

  • ジェームス・サックリング (James Suckling): 100点 「史上最高のマルゴー(The greatest Margaux ever made)」と断言
  • ジェブ・ダナック (Jeb Dunnuck): 100点
  • ワイン・エンシュージアスト (Wine Enthusiast): 100点
  • デキャンター (Decanter): 100点
  • ロバート・パーカーズ・ワイン・アドヴォケイト: 99点
  • ヴィノス (Vinous): 99点

このように、世界の主要なワイン評論家から100点満点が連発されるという、異常事態とも言える評価を受けました。

これは、その年にシャトー・マルゴーの畑で収穫されたブドウ全体の品質が、歴史上類を見ないレベルに達していたことを意味します。

つまり、「マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー 2015」は、たとえ若木から採れたブドウや、基準に満たないと判断された区画のブドウであったとしても、「歴史的な2015年のマルゴーのブドウ」から造られたワインなのです。

その卓越した品質の恩恵(ハロー効果)を色濃く受けていることは間違いありません。

ポンタリエ氏最後の遺産としての価値

2015年ヴィンテージには、その傑出した品質とは別の側面から、もう一つの感動的な物語があります。ワイン愛好家にとって、これこそが2015年を特別なものにしている理由かもしれません。

この年は、1983年から長きにわたりシャトー・マルゴーの総支配人を務め、その品質を飛躍的に向上させた伝説的な人物、故ポール・ポンタリエ(Paul Pontallier)氏が手掛けた、最後のヴィンテージとなったのです。

彼はこの年の偉大な収穫を最後まで見届けた後、翌2016年3月に病でこの世を去りました。享年59歳でした。そのため、「シャトー・マルゴー 2015」の全ラインナップは、彼の偉大な功績と遺産への「動かぬ証(fitting testament)」として、世界中のワイン愛好家から特別な敬意をもって扱われています。

二重の記念碑的ヴィンテージ

さらに、2015年は1815年に建てられた現在の壮麗なシャトー(城館)の建築200周年にあたる記念の年でもありました。

これを記念し、ファーストワインのボトルには通常とは異なる特別なエッチングが施されています。

このサードワインは、ポール・ポンタリエ氏が最後に残した哲学のエッセンスを、最も手頃に、そして最も早くから体験できる、かけがえのない一本とも言えるのです。

サードとしては異例の高い評価

改めて、「マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー 2015」が受けた評価の詳細を見てみましょう。

単にスコアが高いだけでなく、そのコメント内容がこのワインの稀有な品質を物語っています。

専門家による具体的なテイスティングノート

  • Greg Sherwood (マスター・オブ・ワイン): 94 / 100点「エレガントで洗練されている」としながらも、「ボルドーの最も偉大なシャトーの一つに期待されるような、ミドルパレットの凝縮感と焦点の定まった正確さ」も備えていると結論付けています。
  • Decanter (デキャンター): 91 / 100点香りについて「スミレ(Violets)やミックスベリーに満ちた、美しい香水のよう(beautiful perfumed fragrance)」と評しています。味わいについても「味わいの純粋さ(purity of flavour)が素晴らしく、明るく、高揚感があり、生き生きとしている」と絶賛。さらに「極めてフレッシュな酸」と「しっかりとしたタンニンの構造」が共存していると分析しています。

94点というスコアは、他の多くの格付けシャトーであれば、その年のファーストワイン(グラン・ヴァン)に匹敵するレベルです。

この驚くべき品質のワインが、シャトー・マルゴーの2015年においては「サード」に選抜されたという事実こそが、100点満点を連発したファーストワインの選抜基準がいかに常軌を逸したレベルで厳格であったかを、逆説的に証明しています。

シャトーマルゴー サード 2015の価値

このワインの「正体」が明らかになったところで、次に最も気になるのは「市場での価値」と「最適な楽しみ方」でしょう。

これほど背景に物語があり、絶対的な評価も高いとなると、その価格や入手方法、そしていつ飲むべきかという「飲み頃」は、ワイン愛好家にとって最大の関心事です。

現在の価格とオークション相場

「マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー 2015」の現在の価格は、その圧倒的な需要と希少性を如実に反映しています。

国内外の価格実績

国内外の市場における販売価格(実績)を調査しました。

  • 国内オンラインショップ (税込):
    • 14,850円(在庫0本 / 売切れ中)
    • 19,800円(在庫なし / 入荷待ち)
    • 12,888円(販売実績)
  • 国内オークション (税込):
    • 12,098円(落札実績)
  • 海外小売価格 (USD):
    • $149.99
    • $196

国内では約12,000円台から20,000円弱、海外では150ドル前後から取引されている実績があります。しかし、重要なのはこれらの価格の多くが「過去の実績」や「在庫なし」の表示であることです。

価格情報に関するご注意

これらの価格はあくまで調査時点での目安であり、ショップや在庫状況、為替レートによって大きく変動します。

特に「マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー 2015」のような希少なバックヴィンテージワインの価格は、需給バランスによって短期間に大きく変動する可能性があります。

また、海外の市場データでは、2016年ヴィンテージが$618、2018年ヴィンテージが$693と、2015年よりも大幅に高い価格で取引されているデータも存在します。これは、2015年の$196といった価格がリリース当時のものであり、一度市場から枯渇した後の現在の実勢価格を反映していない可能性を示唆しています。

国内の1万円台という価格も、「底値」であった可能性が非常に高いです。

購入を検討される際は、必ず最新の情報を複数の信頼できる販売店で確認することをおすすめします。

希少なワインの入手方法と在庫

このワインを手に入れる上で最大の課題は、価格設定よりも「入手の絶対的な困難さ」にあります。

まず、サードワインとはいえ、その生産量は年間約40,000本(約3,300ケース)と、「非常に限られて」います。さらに、その主な流通チャネルはフランス、イギリス、日本、アメリカの格式あるレストラン向けが中心とされており、一般消費者がアクセスできる小売市場に出回る量はもともと極めて少量です。

そこへ来て、2015年という歴史的ヴィンテージの物語と、セカンドに迫る異例の高い評価が世界中に知れ渡った結果、市場に出たわずかな在庫は瞬く間にワイン愛好家やコレクターによって確保されたと考えられます。

現在、国内の主要なオンラインワインショップを調査しても、軒並み「SOLD OUT」「在庫なし」または「入荷待ち」の状態が続いています。

このワインを今から手に入れようとする場合、オークションサイトでの出品を待つか、信頼できるワインショップのセラーに眠っている在庫が放出されるのを辛抱強く待つしかありません。

もし、信頼できるショップやレストランでこのワインを適正な価格で見かけることがあれば、それは非常に幸運な出会いと言えるでしょう。

2015年の最適な飲み頃はいつ?

このワインの素晴らしい点の一つに、その「飲み頃の幅広さ」があります。サードワインとしての設計思想と、2015年という偉大なヴィンテージのポテンシャルが融合した結果です。

シャトーの意図通り、若木由来のフレッシュな果実味を活かし「早くから楽しめる」スタイルに造られているため、リリース直後からでもその魅力(純粋な果実味やフレッシュな酸)を発揮します。実際、シャトーは「飲み頃になったと判断されたものからリリース」していると公言しています。

しかし、2015年という傑出したヴィンテージのポテンシャルは、その設計思想を軽々と上回ります。マスター・オブ・ワインのグレッグ・シャーウッド氏は、このワインの飲み頃(Drinking Window)を「リリース直後から、さらに10~15年熟成可能」と非常に高く評価しています。

2024年現在、このワインはリリースから約7~8年が経過し、まさに飲み頃の初期段階にあり、その魅力が花開き始めた頃と言えます。今飲むことで、評論家が賞賛した「スミレのような香り」「純粋さ」「生き生きとした側面」を存分に楽しむことができます。

同時に、セラーでさらに数年、例えば2030年頃まで熟成させれば、2015年ヴィンテージのしっかりとした骨格とタンニンがもたらす、より複雑なブーケ(熟成香)が現れることも期待できる、二重の楽しみ方が可能なワインです。

真価を引き出すサービング温度

このワインの価値を最大限に引き出すためには、適切な温度管理が絶対に不可欠です。どれほど素晴らしいワインであっても、温度を間違えればその魅力は半減してしまいます。

「マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー 2015」は、エレガントでありながらも、分類上は「フルボディの赤(ボルドー)」に分類されます。最適なサービング温度は、現代の一般的な室温(20℃以上)よりもかなり低い、「17~18℃」が推奨されます。

サービング温度の重要性

このワインの最大の魅力の一つである、Decanter誌が評した「スミレのような美しい香水」のようなアロマは、揮発性の高い繊細なアロマ成分によるものです。もしサービング温度が高すぎると(18℃超)、これらの繊細な香りはグラスに注いだ瞬間に急速に揮発し、その豊かな風味と独特の香りを失ってしまいます。

日本の一般的な室温(特に夏場)でこのワインをサーブすることは、その価値の半分以上を意図的に損なう行為に等しいため、飲む前にはワインセラーや冷蔵庫の野菜室などで、適切に「冷やす」ことが必須条件となります。

デキャンタージュのすすめ

2015年ヴィンテージのしっかりとした骨格と、まだ若さを残していることを考慮すると、飲む30分から1時間ほど前に抜栓するか、デキャンタージュ(デキャンタに移し替えること)を行い、ワインを空気に触れさせることが推奨されます。これにより、閉じている香りが「開かせ」、タンニンがまろやかになり、ワインが持つ本来のポテンシャルをより引き出すことができます。

エレガンスに合う料理ペアリング

このワインが持つ「エレガンス」「洗練」、そして「味わいの純粋さ」を尊重するペアリングが求められます。脂の多い力強いソースのビーフステーキよりも、以下のような素材の風味を活かした料理が、ワインの繊細なアロマと美しいバランスを取るでしょう。

  • 仔牛や鴨肉のロースト、ベリー系のソースを添えてワインの持つ果実味と酸が、赤身肉の旨味とソースの甘酸っぱさを引き立てます。
  • キノコのソテーやトリュフを使った、香り高い料理ワインの持つ土や森のようなニュアンスと、キノコやトリュフの香りが同調します。
  • 熟成したコンテやミモレットなどのハードチーズチーズの持つナッツのような風味と凝縮した旨味が、ワインの複雑な味わいと見事に調和します。

ワインの持つフレッシュな酸と純粋な果実味が、これらの料理の風味を邪魔することなく、寄り添い、引き立ててくれるはずです。

総評:シャトーマルゴー サード 2015の魅力

「マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー 2015」は、単なる「シャトー・マルゴーのサードワイン」として片付けることのできない、非常に特別な価値を持つ一本です。

その唯一無二の価値は、以下の二重の文脈によって定義されます。

  1. 神話的ヴィンテージの産物: ファーストワインが「史上最高」と称され、100点満点を連発した、「2015年」という歴史的なヴィンテージに収穫されたブドウから造られています。
  2. 歴史的な記念碑: シャトー・マルゴーの伝説的総支配人、故ポール・ポンタリエ氏が手掛けた最後のヴィンテージという、ワイン愛好家の心を打つ感動的な物語を持っています。

ファーストワイン(100点)、セカンドワイン(93点)の卓越した品質は、このサードワイン(91-94点)にまで明確に波及しています。これは、2015年という類まれな年の品質の「ハロー効果」を最も色濃く受けたワインの一つであり、その絶対的な品質と背景にある物語に対して、リリース価格(約12,000円~20,000円)は著しく低いものでした。

市場はこの異常な価値に即座に反応しました。現在、このワインは一般市場では「在庫なし」の状態が続き、入手は極めて困難です。

もし、あなたがこのワインに出会う機会があれば、それはボルドーの頂点に立つシャトー・マルゴーが経験した、歴史的な2015年というヴィンテージのエッセンスと、ポール・ポンタリエ氏の最後の哲学を体験するための、最も価値ある一本となるに違いありません。

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