オーパスワンは美味しい?当たり年や飲み方を深掘り

オーパスワン

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「オーパスワンって本当に美味しいの?」

世界最高峰の一つとして知られるワインですが、高価なだけに失敗や後悔は避けたいものです。

オーパスワンはどんな味?という基本的な疑問から、世界で1番美味しいワインは?といった期待、さらには美味しい年や逆にはずれ年があるのかどうかも気になるところです。

また、手に入れた際の美味しい飲み方、最高の体験を引き出す合う料理やマリアージュ、手軽なおつまみについても知りたい方が多いでしょう。

高価なワインだからこそ、偽物の見分け方や、もう少し手頃な似てるワインの情報も購入の判断材料になります。

この記事では、オーパスワンの美味しさの秘密を多角的に解説します。

この記事のポイント
  • オーパスワンの味わいの特徴と専門家からの評価
  • 美味しいとされる「当たり年」と評価が分かれる年
  • ワインの魅力を最大限に引き出す飲み方と料理
  • 購入時に役立つ偽物の見分け方と代替ワインの候補

オーパスワンは本当に美味しいのか?基本情報

  • オーパスワンはどんな味ですか?その特徴
  • 世界で1番美味しいワインは?専門家の評価
  • オーパスワンの美味しい年(当たり年)
  • 注意すべきはずれ年(評価が低い年)
  • 購入前に知りたい偽物の見分け方

オーパスワンはどんな味ですか?その特徴

オーパスワン(Opus One)は、アメリカのカリフォルニア州、ナパ・ヴァレーで生産される赤ワインです。

その最大の特徴は、ボルドーワインのエレガントさと、カリフォルニアワインの力強さを見事に融合させている点にあります。

このワインは、フランス・ボルドーの名門「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」のフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵と、カリフォルニアワインの父「ロバート・モンダヴィ」という、二人の巨匠の夢の共演によって1979年に誕生しました。

味わいの核となるのは、カベルネ・ソーヴィニヨンというブドウ品種です。これにメルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、マルベックが絶妙な比率でブレンドされます。この比率はヴィンテージ(収穫年)によって変動します。

若いオーパスワンは、ブラックベリーやカシス、プラムといった黒系果実の凝縮されたアロマ(香り)が豊かです。口に含むと、力強いタンニン(渋み)と、それを支える豊かな果実味、そして樽熟成によるバニラやスパイスのニュアンスが複雑に絡み合います。

一方で、オーパスワンの真価は長期熟成によっても発揮されます。
10年、20年と時を経ることで、力強いタンニンは丸みを帯び、シルクのようになめらかな口当たりに変化します。香りも森の下草や葉巻、なめし皮といった、より複雑で奥深い「ブーケ」へと進化していくのです。

世界で1番美味しいワインは?専門家の評価

「世界で1番美味しいワインは何か」という問いに対して、残念ながら単一の答えを出すことはできません。

ワインの美味しさは、飲む人の好み、その日の体調、一緒に楽しむ食事、そして雰囲気など、多くの要因に左右されるためです。

ただし、「世界で最も高く評価されているワインの一つ」としてオーパスワンを挙げることは可能です。

オーパスワンは、世界的に最も影響力のあるワイン評論家の一人、ロバート・パーカー氏が主宰する「ワイン・アドヴォケイト」誌において、多くのヴィンテージで95点以上(100点満点中)という極めて高い評価を一貫して獲得しています。

特に2013年ヴィンテージは100点満点を獲得し、大きな話題となりました。

また、高級レストランやナイトクラブなどで高額で提供されることから、「高価なワイン」としての知名度が先行している側面も否定できません。しかし、それは単なるイメージ戦略ではなく、前述のような専門家による客観的な高評価と、生産にかけられる手間とコストに裏打ちされたものです。

オーパスワンは、その誕生の経緯、一貫した品質の高さ、そして専門家からの称賛によって、世界中のワイン愛好家が憧れる「アイコン」として、カリフォルニアワインの頂点に君臨していると言えます。

オーパスワンの美味しい年(当たり年)

オーパスワンの味わいは、その年のブドウの出来栄え、すなわち天候に大きく左右されます。

ブドウの生育期に十分な日照があり、適度な雨が降り、収穫期に好天に恵まれた年は「当たり年」と呼ばれ、特に高品質なワインが生まれます。

オーパスワンにおいて、専門家の評価が特に高く「美味しい年」とされる代表的なヴィンテージには、以下のような年が挙げられます。

  • 2010年: パーカーポイント96点。クラシックなスタイルで、長期熟成のポテンシャルが高いと評価されました。
  • 2012年: パーカーポイント96点。天候に恵まれ、豊満な果実味とバランスの良さが特徴です。
  • 2013年: パーカーポイント100点。完璧な天候が生んだ傑作とされ、凝縮感、複雑さ、余韻の長さすべてが最高レベルと絶賛されました。
  • 2015年: パーカーポイント97+点。乾燥した気候が生んだ、力強く濃厚な味わいが特徴です。
  • 2016年: パーカーポイント98点。2013年と比較されることもある偉大なヴィンテージで、エレガントさと力強さを兼ね備えています。
  • 2018年: パーカーポイント98点。涼しい気候が続いたことで、フレッシュな酸と洗練された味わいが生まれました。
  • 2019年: パーカーポイント98点。最新の評価でも非常に高く、華やかな香りとシルキーなタンニンが魅力とされています。

これらの当たり年は、市場での人気も価格も高くなる傾向にあります。

贈答用や特別な記念日のために選ぶのであれば、こうした評価の高い年を選ぶと失敗が少ないと考えられます。

注意すべきはずれ年(評価が低い年)

「当たり年」が存在する一方で、天候不順などによりブドウの品質が理想に達しなかった年は、相対的に評価が低くなることがあります。これを一般的に「はずれ年」や「オフ・ヴィンテージ」と呼ぶ場合があります。

オーパスワンの歴史において、比較的評価が伸び悩んだとされるのが2011年です。

この年はカリフォルニアにとって非常に涼しく、雨が多い年でした。日照不足によりブドウの成熟が難しく、結果としてワインは例年に比べて軽やかで、凝縮感に欠けると評価されることがありました。(パーカーポイント87点)

ただし、これを「美味しくない」と断じるのは早計です。

オーパスワンほどのトップワイナリーは、天候が難しい年であっても、最新技術と厳格な選別によって、その年の最善を尽くしたワインを造り上げます。

実際に2011年のオーパスワンは、力強さや濃厚さを求めるファンからは評価が分かれましたが、逆に「ボルドーワインのようなエレガントさ」「食事に合わせやすい酸味」を評価する声もあります。

「はずれ年」とされるヴィンテージは、当たり年に比べて価格が手頃になるケースが多いです。

オーパスワンの異なる側面を知るために、あえてこうした年のワインを選んでみるのも一つの楽しみ方かもしれません。

購入前に知りたい偽物の見分け方

オーパスワンは世界的に人気が高く高価であるため、残念ながら偽造品(偽物)が市場に出回るリスクが伴います。

特にインターネットオークションや信頼性の低い販売店での購入には注意が必要です。

偽物を見分けるためのいくつかのポイントがありますが、近年は偽造技術も巧妙化しているため、最終的には信頼できる購入先を選ぶことが最も重要です。

1. キャップシールの偽造防止技術

オーパスワンは偽造防止対策を進めています。特に2011年ヴィンテージ以降、キャップシール(ボトル上部を覆うフィルム)には、専用のフィルム(ビューアー)を当てると特定の文字が浮かび上がる技術が採用されていました。

さらに近年では、NFC(近距離無線通信)タグがバックラベル(裏ラベル)に組み込まれているヴィンテージも登場しています。スマートフォンをかざすことで、ワイナリーの公式サイトに接続され、真贋情報やヴィンテージ情報を確認できる仕組みです。

2. 正規輸入品の確認

日本国内でオーパスワンを購入する場合、オーパスワン社が認定した正規インポーター(輸入代理店)を通じて輸入された製品かどうかを確認するのも一つの方法です。正規輸入品には、インポーター名が記載された日本語のラベルが貼られています。

正規インポーターは、ワイナリーから日本までの輸送(リーファーコンテナなど)や、国内での保管(温度・湿度の徹底管理)を一貫して行うため、品質が保証されています。偽造品のリスクが低いだけでなく、ワインが劣悪な環境に置かれて味が劣化するリスクも最小限に抑えられます。

3. 価格が安すぎないか

信頼できる販売ルートでの相場価格に比べて、あまりにも安価な場合は偽物である可能性を疑うべきです。

これらの点を踏まえ、最も確実な方法は、百貨店のワイン売り場、大手ワイン専門店、または正規インポーターの公式オンラインショップなど、信頼できる販売実績を持つ店舗から購入することです。

オーパスワンの美味しい飲み方と購入ガイド

  • 本来の味を引き出す美味しい飲み方
  • オーパスワンに合う料理とマリアージュ
  • 手軽に楽しむためのおつまみ
  • 記念日に飲みたいオーパスワンおすすめボトル
  • オーパスワンに似てるワインはある?
  • オーパスワンの美味しいボトルで特別な体験を

本来の味を引き出す美味しい飲み方

オーパスワンのポテンシャルを最大限に引き出すためには、「温度」「熟成」「デキャンタージュ(デキャンタの使用)」の3点が鍵となります。

1. 適切な温度

オーパスワンのようなフルボディの赤ワインは、冷やしすぎても、ぬるすぎても、本来の香りや味わいが損なわれてしまいます。

最適な温度は17℃前後とされています。

セラーなどで保管している場合は飲む1時間ほど前に室温に出し、逆に室温が高い場所に置いていた場合は飲む20分ほど前に冷蔵庫で冷やすと、適温に近づきます。

2. 熟成(飲むタイミング)

オーパスワンは、リリース直後でも十分に美味しいワインですが、多くは長期熟成のポテンシャルを秘めています。

リリース直後(例:2019年ヴィンテージを2022年に飲む)は、フレッシュな果実味と力強いタンニン(渋み)が楽しめます。

一方で、多くの愛好家は、飲み頃を「リリースから8年~15年後」と考えることが多いようです。熟成を経ることで、前述の通り、タンニンがなめらかになり、味わいに一体感と複雑さが増します。

3. デキャンタージュ

特に若いヴィンテージのオーパスワンを飲む場合、デキャンタージュ(専用のカラフェ(デキャンタ)にワインを移し替えること)が非常に効果的です。

ワインを空気に触れさせる(エアレーション)ことで、閉じていた香りが開き、硬いタンニンがまろやかになります。飲む1~2時間前にデキャンタに移しておくと、味わいの変化を実感しやすいでしょう。

熟成したヴィンテージの場合は、空気との接触よりも「澱(おり)」と呼ばれる沈殿物を取り除く目的でデキャンタが使われます。この場合は、ゆっくりと澱が入らないように移し替えます。

オーパスワンに合う料理とマリアージュ

オーパスワンは、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体としたフルボディの赤ワインです。

そのため、料理もワインの力強さや濃厚さに負けない、しっかりとした味わいのものが適しています。

「マリアージュ」とはフランス語で「結婚」を意味し、ワインと料理が互いを引き立て合う素晴らしい相性のことを指します。

1. 赤身肉の料理

王道とされる組み合わせは、やはり赤身の肉料理です。

  • ビーフステーキ: シンプルに塩・コショウで焼き上げたステーキは、ワインの果実味と肉の旨味が見事に調和します。
  • ローストビーフ: じっくりと火を通したローストビーフの柔らかさも、熟成してなめらかになったオーパスワンと好相性です。
  • 鴨胸肉のロースト: 鴨肉特有の脂の甘みと風味も、オーパスワンの複雑な香りを引き立てます。

2. 味付けの濃い料理

ワインの味わいがしっかりしているため、ソースを使った料理や、味付けの濃い料理とも良く合います。

  • すき焼き: 醤油と砂糖の甘辛い味わいは、オーパスワンの持つ豊かな果実味と意外なほどマッチします。
  • ジビエ料理: 鹿肉や猪肉など、風味の強いジビエ(野生鳥獣の肉)を使った煮込み料理なども、ワインの力強さが受け止めてくれます。

3. 意外な組み合わせ

データベースの情報によれば、焼き餃子のような少し意外な料理とも相性が良いとされています。ワインの持つ酸味やタンニンが、餃子の脂っぽさをリセットしてくれる効果が期待できます。

手軽に楽しむためのおつまみ

本格的な料理を用意せず、オーパスワンそのものをじっくりと楽しみたい場合、ワインの風味を邪魔せず、むしろ引き立てるシンプルなおつまみがおすすめです。

1. チーズ

ワインとチーズは定番の組み合わせです。

オーパスワンのようなフルボディの赤ワインには、塩味や旨味がしっかりとしたハードタイプやセミハードタイプのチーズが合います。

  • レッドチェダーチーズ
  • コンテ(熟成期間が長めのもの)
  • パルミジャーノ・レッジャーノ

逆に、カマンベールのような白カビタイプや、クセの強いブルーチーズは、ワインの風味とぶつかってしまう可能性があるため、組み合わせには少し注意が必要です。

2. ナッツやドライフルーツ

  • ナッツ類: 味付けされていない(無塩)のクルミやアーモンドは、ワインの樽由来の香ばしいニュアンスと同調します。
  • ドライフルーツ: イチジクやプルーンなどのドライフルーツの凝縮された甘みは、ワインの果実味と響き合います。

3. 避けた方が良いおつまみ

ワインの風味を損なう可能性があるため、明太子や数の子といった塩辛い魚卵、生卵などは避けた方が無難とされています。

記念日に飲みたいオーパスワンおすすめボトル

オーパスワンは、その価格と品質から、まさに「特別な日」のためのワインです。結婚記念日、誕生日、昇進祝い、あるいは人生の節目となる瞬間に開けるのにふさわしい選択肢と言えます。

どのようなボトルを選ぶかは、記念日の重要性や予算、そして「いつ飲むか」によって変わってきます。

1. すぐに楽しむ場合(近年の当たり年)

前述の通り、近年のヴィンテージは評価が非常に高いものが続いています。
例えば、2016年2018年のヴィンテージは、専門家からの評価が極めて高く、リリースから数年経過しているため、若いながらもそのポテンシャルを感じやすい状態です。購入してすぐに開ける記念日ワインとして最適です。

2. 人生の大きな節目に(偉大な当たり年)

もし、結婚20周年や還暦のお祝いなど、非常に重要な記念日のために探しているのであれば、歴史的な評価を確立している偉大なヴィンテージが候補になります。

2013年(パーカーポイント100点)や2010年2015年などは、まさに「伝説的な当たり年」であり、その場を彩るのにこれ以上ない選択肢となります。

3. 生まれ年のワイン(ヴィンテージワイン)

祝う相手の「生まれ年」や「結婚した年」のオーパスワンを探すのも、非常にロマンチックな演出です。

ただし、古いヴィンテージは入手が困難であり、価格も高騰します。また、ワインの状態(液面やラベルの状態)をしっかり確認できる、信頼できる専門店で購入することが不可欠です。

オーパスワンに似てるワインはある?

オーパスワンに憧れはあるものの、価格帯から日常的に楽しむのは難しい、あるいはまずは近いスタイルから試してみたい、と考える方もいらっしゃるでしょう。

オーパスワンと「全く同じ味」のワインは存在しませんが、「スタイルが似ている」とされる、コストパフォーマンスに優れたワインはいくつか存在します。

1. 創設者の哲学を受け継ぐワイン

オーパスワンの創設者の一人、ロバート・モンダヴィ氏が自身の名を冠して設立した「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」のワインは、オーパスワンと同じナパ・ヴァレーで造られており、その哲学の根底には共通するものがあります。

特に「カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーブ」などは、オーパスワンの片鱗を感じさせると言われています。

2. ナパ・ヴァレー産のカベルネ・ソーヴィニヨン

オーパスワンと同じ「ナパ・ヴァレー産」で「カベルネ・ソーヴィニヨン主体」のワインは、共通した気候や土壌の特徴(テロワール)を持つため、スタイルが似る傾向があります。

  • ボーグル・ヴィンヤーズ
  • セコイア・グロウヴ
  • ハーン・ワイナリー

3. 「ブレッド&バター」などの人気ワイン

近年、日本でも人気の高い「ブレッド&バター」のカベルネ・ソーヴィニヨンも、カリフォルニアらしい豊かな果実味と、樽由来の濃厚な風味が特徴です。

オーパスワンの持つ「エレガントさ」とは方向性が異なりますが、「カリフォルニアの濃厚な赤ワイン」という広い括りでは共通点があります。

これらのワインは、オーパスワンの「代替品」というよりも、カリフォルニアワインの多様性を知るための一歩として試してみる価値があると言えます。

オーパスワンの美味しいボトルで特別な体験を

オーパスワンが美味しいかどうかについて、その特徴や背景を解説してきました。最後に、この記事の要点をまとめます。

  • オーパスワンはカリフォルニア・ナパ・ヴァレー産の高級赤ワイン
  • フランスのシャトー・ムートンと米国のロバート・モンダヴィの共同事業で誕生
  • 味わいはボルドーのエレガントさとカリフォルニアの力強さを融合
  • 主体となるブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニヨン
  • 専門家評価は一貫して高く、パーカーポイント100点を獲得したヴィンテージもある
  • 「世界で1番美味しい」かは個人の好みだが「世界最高峰の一つ」とは言える
  • 天候に恵まれた「美味しい年(当たり年)」が存在する
  • 代表的な当たり年は2010年、2012年、2013年、2015年、2016年、2018年など
  • 天候不順だった2011年などは「はずれ年」と評価されることもある
  • 購入時はNFCタグや正規輸入品ラベルで偽物でないか確認するのが賢明
  • 信頼できる百貨店やワイン専門店での購入が最も安全
  • 美味しい飲み方の適温は17℃前後
  • 若いヴィンテージは飲む1〜2時間前のデキャンタージュを推奨
  • ステーキやローストビーフなど赤身肉料理とのマリアージュが王道
  • すき焼きなど味の濃い料理とも好相性
  • 手軽なおつまみにはハードタイプのチーズやナッツ類が合う
  • オーパスワンに似てるワインとしてロバート・モンダヴィの作品がある
  • 記念日のボトル選びは当たり年を参考にすると失敗が少ない

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