オーパスワンの品種は?年代別の特徴や楽しみ方を解説

オーパスワン

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世界的に名高い高級ワイン『オーパスワン』ですが、「どんな品種のぶどうを使っているんだろう?」と思ったことはありませんか?

オーパスワンの味わいの特徴を決定づける品種の構成や、そもそもオーパスワンは何ボディのワインなのか、基本的な情報から探求する方は少なくありません。ワインの4大品種は何かという知識と照らし合わせることで、その魅力はさらに深まるはずです。

また、オーパスワンの値段は決して安価ではなく、なぜ高いのかという理由にも多くの人が関心を寄せます。セカンドラベルであるオーバーチュアとの違いや、年代別の品種構成、そして最高の味わいを体験できる当たり年についても知りたいところでしょう。

この記事では、オーパスワンの品種に関するあらゆる疑問に答え、その奥深い世界へとご案内します。

この記事のポイント

  • オーパスワンを構成する5つのぶどう品種とその役割
  • 年代ごとの品種構成比の違いと味わいの変化
  • 評価の高い「当たり年」のヴィンテージ情報
  • セカンドラベル「オーバーチュア」との明確な違い

オーパスワンの品種は?基本的な特徴を解説

このセクションでは、オーパスワンの根幹をなす以下の5つのポイントについて解説します。

  • 使われるぶどうの品種は?
  • オーパスワンの味わいの特徴
  • オーパスワンは何ボディ?
  • ワインの4大品種は?
  • オーパスワンはなぜ高い?

使われるぶどうの品種は?

オーパスワンで使われるぶどうの品種は、単一ではなく、フランス・ボルドー地方の伝統にならった5つの品種をブレンドして造られています。

これにより、単一品種では表現できない複雑で深みのある味わいが生まれるのです。

主体となるのは「カベルネ・ソーヴィニヨン」で、全体の70%から90%前後を占めます。この品種がワインの骨格や力強さ、そして長期熟成を可能にするしっかりとしたタンニン(渋み)をもたらします。まさにオーパスワンの核となる存在です。

そして、味わいに複雑さや異なる表情を与えるため、以下の4つの品種が補助的にブレンドされます。

  • メルロー: まろやかな口当たりと豊かな果実味を加え、ワイン全体を滑らかにまとめます。
  • カベルネ・フラン: エレガントな酸味や華やかな香りを添え、ワインに繊細なニュアンスを与えます。
  • プティ・ヴェルド: 力強いタンニンと濃い色調、スパイシーな風味をもたらし、ワインに個性と奥行きを与えます。
  • マルベック: 濃厚な果実味としっかりとした骨格を加え、ワインの力強さを補強します。

これらの品種のブレンド比率(セパージュ)は、その年のぶどうの出来栄えによって毎年変わります。

醸造家がヴィンテージごとの気候やぶどうの状態を慎重に見極め、最高のバランスを追求した結果が、それぞれの年のオーパスワンの個性となって表れるのです。

オーパスワンの味わいの特徴

オーパスワンの味わいは、力強さとエレガンスが見事に融合している点に最大の特徴があります。

カリフォルニアの豊かな太陽を浴びて完熟したぶどうがもたらす凝縮された果実味と、ボルドーワインのような品格や複雑さを兼ね備えているのです。

香りは非常に豊かで、カシス、ブラックチェリー、ブルーベリーといった黒系果実のアロマがグラスからあふれ出します。それに加えて、熟成によって生まれるダークチョコレート、エスプレッソ、なめし革、そして樽由来のバニラやスパイスのニュアンスが幾層にも重なり、複雑な香りのハーモニーを奏でます。

口に含むと、しっかりとした骨格を持ちながらも、タンニンは驚くほどきめ細かくシルクのように滑らかです。

豊かな果実味と生き生きとした酸味のバランスが絶妙で、重厚でありながら飲み疲れしない洗練された飲み口を感じられます。そして、最も印象的なのが、飲み込んだ後に長く続く心地よい余韻です。この長い余韻が、オーパスワンが偉大なワインであることの証左とも考えられます。

オーパスワンは何ボディ?

オーパスワンは、ワインの味わいの濃さを示す分類において、間違いなく「フルボディ」に分類されます。

フルボディとは、口に含んだ時にしっかりとした重みや存在感を感じる、濃厚で力強い味わいのワインを指します。

オーパスワンがフルボディである理由は、主に3つの要素から説明できます。

第一に、主体となるカベルネ・ソーヴィニヨンをはじめとするぶどう品種が、もともとタンニンを豊富に含み、色調が濃く、力強いワインを生み出す性質を持っていることです。

第二に、カリフォルニア・ナパヴァレーの温暖な気候です。豊富な日照量によってぶどうが完熟し、糖度が高まります。この高い糖度が発酵によって豊かなアルコールとなり、ワインに厚みとボリューム感を与えるのです。オーパスワンのアルコール度数はヴィンテージによりますが、14%から14.5%程と比較的高めです。

第三に、醸造方法にあります。果皮や種子から成分をしっかりと抽出する醸造工程や、フレンチオークの新樽を100%使用した長期間の熟成が、ワインに複雑さと重厚感をもたらします。

これらの要素が組み合わさることで、オーパスワンならではの凝縮感と力強さを備えたフルボディの赤ワインが完成するのです。

ワインの4大品種は?

一般的に「ワインの4大品種」という明確な定義はありませんが、世界中で広く栽培され、知名度と人気が高い代表的なぶどう品種を指して使われることがあります。多くの場合、赤ワイン用と白ワイン用の主要品種が含まれます。

一般的に挙げられるのは以下の品種です。

赤ワインの代表品種

  • カベルネ・ソーヴィニヨン: しっかりとしたタンニンと骨格を持ち、「赤ワインの王様」とも呼ばれます。オーパスワンの主体品種です。
  • メルロー: まろやかで果実味豊かな味わいが特徴で、カベルネ・ソーヴィニヨンとブレンドされることも多い品種です。
  • ピノ・ノワール: 繊細で華やかな香りを持ち、ブルゴーニュ地方の高級ワインで知られています。

白ワインの代表品種

  • シャルドネ: 栽培される土地の気候や醸造方法によって多様な味わいを見せるため、「白ワインの女王」と称されます。

オーパスワンは、この中でも特に重要なカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを使用しています。

世界のワイン市場で最も評価され、親しまれている品種をベースにしていることが、オーパスワンが世界中のワイン愛好家から支持される理由の一つと言えるでしょう。

オーパスワンはなぜ高い?

オーパスワンの価格が高いのには、いくつかの明確な理由があります。

単に美味しいからというだけでなく、その背景にある哲学や徹底したこだわりが価値を生み出しているのです。

第一の理由は、品質に対する妥協のない姿勢です。

ぶどうはすべて手摘みで丁寧に収穫され、最新の光学式選果機で一粒一粒厳しく選別されます。基準を満たさないぶどうは一切使用しません。また、醸造過程ではポンプを使わず、重力だけでぶどうや果汁を移動させる「グラヴィティ・フロー」を採用し、ぶどうへのストレスを最小限に抑えています。さらに、熟成にはフレンチオークの新樽のみを100%使用するなど、全ての工程でコストを惜しまない最高品質の追求が価格に反映されています。

第二に、その誕生の背景にある唯一無二のストーリー性が挙げられます。

カリフォルニアワインの父と称される「ロバート・モンダヴィ」と、フランス・ボルドーの5大シャトーの一つ「シャトー・ムートン・ロートシルト」のオーナーである「フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵」という、ワイン界の二人の巨匠が手を組んで生まれたワインです。この夢のコラボレーションが、オーパスワンに他のワインにはない特別なブランド価値を与えています。

そして第三の理由として、生産量が限られていることによる希少性があります。

世界中から需要がある一方で、生産できる本数には限りがあるため、市場価値が高くなります。これらの要素が複合的に絡み合い、オーパスワンは高級ワインとしての地位を確立しているのです。

オーパスワンの品種と年代別の楽しみ方

ここでは、オーパスワンを実際に選ぶ際に役立つ、以下の6つの視点から詳しく見ていきましょう。

  • 気になる値段の相場
  • 年代別 品種構成の違い
  • 狙い目の当たり年と、今こそ手にしたい珠玉の1本
  • すぐ楽しめる魅力!セカンド「オーバーチュア」という選択肢
  • コストコで買えるって本当?
  • まとめ:オーパスワンの品種と魅力

気になる値段の相場

オーパスワンの値段は、購入する店舗やヴィンテージ(収穫年)によって大きく変動しますが、一つの目安として、最新ヴィンテージで1本あたり7万円から10万円前後が一般的な相場です。

ハーフボトル(375ml)でも3万5千円から5万円程度で取引されています。

特に評価の高い「当たり年」のヴィンテージや、市場に出回る本数が少なくなった古いヴィンテージは、希少価値から価格が高騰する傾向にあります。

例えば、評論家から100点満点を獲得した2013年ヴィンテージなどは、状態が良ければ10万円を超える価格で取引されることも珍しくありません。

一方で、比較的天候に恵まれ生産量が多かった年のヴィンテージは、やや手頃な価格で見つかることもあります。

オーパスワンの購入を検討する際は、単に価格だけで判断するのではなく、どのヴィンテージにどのような特徴があるのかを調べてから選ぶと、より満足度の高い一本に出会えるでしょう。

ワイン専門店や信頼できるオンラインショップで、現在の価格を確認することをおすすめします。

年代別 品種構成の違い

前述の通り、オーパスワンの品種構成比はヴィンテージごとに異なります。

これは、その年の気候条件が各ぶどう品種の生育に与える影響を考慮し、醸造家が毎年最高のバランスを追求するためです。

ここでは代表的なヴィンテージを例に、品種構成の違いとその特徴を見ていきましょう。

ヴィンテージ カベルネ・ソーヴィニヨン メルロー プティ・ヴェルド カベルネ・フラン マルベック 特徴
2019 78% 8% 6% 6% 2% バランスに優れ、きめ細かいタンニンと熟した果実味が特徴。長期熟成のポテンシャルも高い。
2018 84% 5% 6% 4% 1% 穏やかな気候に恵まれ、エレガントで芳醇なアロマが際立つ。瑞々しい果実味が魅力。
2016 77% 8% 8% 5% 2% パーカーポイント98点を獲得した偉大な年。力強さと凝縮感、複雑さを兼ね備える。
2013 79% 7% 6% 6% 2% 複数の評論家から100点満点を獲得した伝説的な年。完璧なバランスと圧倒的な深みを持つ。

このように、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高い年はより骨格のしっかりした力強い味わいに、メルローの比率が高い年はよりまろやかで親しみやすい味わいになる傾向があります。

各年の天候と品種構成を知ることで、ヴィンテージごとの個性の違いをより深く楽しむことができます。

狙い目の当たり年と、今こそ手にしたい珠玉の1本

オーパスワンを最高の状態で楽しみたいなら、「当たり年」と呼ばれるヴィンテージを選ぶのが一つの方法です。

当たり年とは、ぶどうの生育期間中の天候に恵まれ、特に品質の高いぶどうが収穫できた年のことを指します。

ここでは、ワイン評論家から高く評価されている当たり年の中でも、特に「今飲むべきおすすめのボトル」を目的別にご紹介します。特別な日のために、あるいは未来への投資として、あなたにぴったりの1本を見つけてください。

クラシックなエレガンスを堪能するなら:オーパスワン 2018年

「これぞオーパスワン」というべき、クラシックでエレガントなスタイルを体験したい方には、2018年ヴィンテージを強くおすすめします。

穏やかな天候に恵まれたこの年は、瑞々しい黒系果実のアロマと、バラの花びらや白胡椒のような上品な香りが美しく調和しています。

口に含むと、力強さの中にも洗練された酸味と滑らかなタンニンが感じられ、非常にバランスの取れた味わいです。過度な凝縮感ではなく、全体のハーモニーを重視した造りは、じっくりと時間をかけて楽しむ食事の席にぴったり。

特に、仔牛のローストやキノコを使った繊細な味わいの料理との相性は格別です。

記念日のディナーなど、記憶に残る特別なひとときを演出してくれるでしょう。

力強さと熟成のポテンシャルを求めるなら:オーパスワン 2016年

ワインセラーでじっくりと熟成させ、将来最高の状態で楽しみたいと考えている方には、2016年ヴィンテージが最高の選択肢の一つです。

著名なワイン評論家からパーカーポイント98点という非常に高い評価を受けたこの年は、「偉大なヴィンテージ」として知られています。

凝縮感のあるダークフルーツの風味に、ダークチョコレートやエスプレッソのニュアンスが複雑に絡み合い、圧倒的な力強さと深みを感じさせます。若いうちはタンニンもパワフルですが、その骨格の強さこそが長期熟成能力の証です。

5年後、10年後と、時間と共に円熟していく味わいの変化を楽しめる、まさに投資する価値のある1本。お子様の誕生年や結婚記念のワインとして購入し、未来の楽しみにするのも素敵です。

すぐ楽しめる魅力!セカンド「オーバーチュア」という選択肢

オーパスワンの世界観に触れてみたいけれど、価格や飲み頃のタイミングで躊躇してしまう。

そんな方にこそ、セカンドラベル「オーバーチュア」は最高の選択肢となります。これは単なる廉価版ではなく、オーパスワンの哲学を異なる形で表現した、魅力あふれる一本です。

最大の特徴は、複数のヴィンテージのワインをブレンドして造られる「マルチ・ヴィンテージ」であること。これにより、若いうちからバランスが整っており、購入後すぐに開けても硬さがなく、しなやかで豊かな果実味を楽しむことができます。

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気軽な贅沢を味わう「序曲」

オーパスワンが特別な日のための「交響曲」なら、オーバーチュアは週末のディナーや親しい友人との集まりを豊かに彩る「序曲」です。

ブラックベリーやカシス、ダークチョコレートといったオーパスワンに通じるアロマを持ちながら、より親しみやすく、口当たりはまろやか。

ステーキやビーフシチューといった肉料理はもちろん、チーズや少しリッチなパスタ料理とも気軽に合わせられます。

オーパスワンの片鱗を感じさせながらも、肩肘張らずに楽しめるこのワインは、自分へのご褒美やワイン好きな方へのギフトとしても大変喜ばれることでしょう。

「いつかはオーパスワンを」と考えているなら、まずはこのオーバーチュアから、その偉大な世界の扉を開いてみてはいかがでしょうか。

コストコで買えるって本当?

はい、会員制倉庫型店舗のコストコでオーパスワンが販売されることがあります。

世界中の高品質な商品を扱うコストコならではのラインナップと言えるでしょう。

コストコでオーパスワンを購入するメリットは、何といってもその価格です。

一般的なワイン専門店や百貨店に比べて、比較的リーズナブルな価格で提供されることが多く、ワイン愛好家にとっては見逃せない機会となります。

ただし、いくつかの注意点もあります。

まず、コストコでの取り扱いは常時ではなく、入荷は不定期です。
いつどのヴィンテージが入荷するかは予測が難しいため、見つけたら幸運と考えるべきかもしれません。

また、ワインは保管状態が品質に大きく影響します。コストコの店舗はワインセラーのような完璧な環境ではありませんので、購入後は自宅のセラーなどで適切に保管することが望ましいです。

コストコでオーパスワンを見かけた際は、ヴィンテージと価格をチェックし、一般的な市場価格と比較検討した上で購入を判断するのが賢明な方法です。

まとめ:オーパスワンの品種と魅力

この記事では、オーパスワンを構成するぶどう品種の秘密から、その価格、年代別の特徴、セカンドラベルとの違いまで、多角的に解説しました。最後に、本記事の重要なポイントをまとめます。

  • オーパスワンは5つのボルドー品種をブレンドして造られる
  • 主体となる品種はカベルネ・ソーヴィニヨンである
  • メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、マルベックが複雑さを与える
  • 品種のブレンド比率はヴィンテージごとに毎年変わる
  • 味わいは力強さとエレガンスが融合したフルボディ
  • 豊かな黒系果実のアロマと複雑な熟成香が特徴
  • タンニンはきめ細かくシルクのように滑らかである
  • 長く続く心地よい余韻が偉大なワインの証
  • 価格が高い理由は品質への徹底したこだわりと希少性にある
  • 創設者のストーリーが唯一無二のブランド価値を生んでいる
  • 年代別に品種構成が異なり、それぞれに個性がある
  • 2013年や2016年、2018年などが評価の高い当たり年とされる
  • セカンドラベルは「オーバーチュア」というマルチヴィンテージワイン
  • オーバーチュアはより親しみやすくリリース直後から楽しめる
  • コストコで不定期に販売されることがある

オーパスワンは、ただ高価なだけでなく、その背景にある哲学やヴィンテージごとの個性を知ることで、味わいが何倍にも深まるワインです。この記事が、あなたの特別なワイン選びの一助となれば幸いです。

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